全ては目標設定から始まる。
7つの習慣の著者、スティーブン・コヴィー博士はこの目標設定についてこう語ります。
「目標を立てることは、人生に指針と意義を与える最高の行為だ。」
さらにコヴィー博士はこうも述べています。
「勝負は準備の段階で決まる。目標を設定した時点で、勝者と敗者は分かれている。」
つまり正しい目標を設定できるかどうかで、勝者になるのかそれとも敗者になるのかが決まってしまうということです。
どうでしょう?
皆さんはすでに2025年の目標を立てましたか?
すでに目標を立てたという方に質問です。
その目標は思い浮かべるだけでやる気がみなぎるような目標になっていますか?
その目標は思わず身体が動いてしまうようなワクワクする目標になっていますか?
このような目標になっていないんであれば、それはコヴィー博士のいうところの、敗者の目標設定になってしまっているかもしれません。
「正しい目標設定は、努力を無駄にしない唯一の方法である。」
マネジメントの発明者ピータードラッカーの言葉です。
1年はあなたが思っているほど長くありません。
正しい目標設定を行わず、ただ漠然と毎日を生きれば、努力が実ることはなく、2025年も気づいた時には年末になっていることでしょう。
こんな現状を一変させる鍵は”目標設定”にあります。
この動画を通じて「今年は自分史上最高の1年だった!」と言えるようになる方法を学んでいきましょう。
ということで今回は2025年を最高の年にする「正しい目標設定の方法」を完全解説していきます。
この動画でいう「正しい目標設定」の定義とは
その目標のことを考えるとウズウズして思わず身体が動いてしまう、そんな目標のことです。
1月1日にたてて、「よ〜し、年始の休みが落ち着いた1月6日から動き出すぞ〜」みたいな目標ではありません。
1月1日に立てたら初詣とかお正月特番とかを全て放棄して、その日から動き出したくなる、そんな目標を立てることこそが「正しい目標設定」の定義です。
僕は2024年の11月から「ゴール設定コーチング」という無料のコーチングサービスを開始し、2ヶ月で60名以上の方のゴール設定をサポートしてきました。
その中で、「ほとんどの人が間違った手順で目標設定を行おうとしている」ということに気づきました。
そして間違った方法で目標を設定してしまうから、継続できなかったり、行動が取れなかったり、時間を言い訳にしてやめてしまったりする訳です。
なのでこの動画では「正しい目標設定の方法」を徹底的に解説していきます。
具体的な内容として、まずは「目標の重要性」と、「適当に目標を設定しても行動できない理由」という人間の原理原則に基づく話をします。
この原理原則を踏まえた上で「2つの目標設定」と「アクションプランの立て方」について解説していきます。
かなり長い動画になっていますが、この動画1本で目標せってんについての悩みは全て解決できる内容になっているので、気合を入れて集中してご覧ください。
なんとなく毎日を生きていて、別に不幸じゃないけど、このままでいいのかな?というモヤモヤを抱えている。
そんな人の1年後、3年後、5年後、10年後を大きく変える知識をシェアしていきます。
「漠然と生きて漠然と死ぬ」そんな人生は嫌だという人は、この動画を飛ばさず、最後までご覧ください。
それでは本編いきましょう!
なぜ目標設定をする必要があるのか?
まずは目標を設定する重要性についてお話ししていきます。
ここを理解せずに目標設定のtipsだけ学んでも、結局行動できずに終わってしまいます。
そんないつものパターンを避けるためにも、ここは集中してご覧ください。
それでは皆さんに質問です。
なぜ目標を設定する必要があると思いますか?
理想を実現するため?
やるべきことを明確にするため?
その通りです。
目標を設定する理由、それは「自分が進む方向性を明確にするため」です。
具体的な目標がなく、方向性が曖昧だと、優先順位をつけられず、アクションプランも立てることができません。
さらに進むべき方向が曖昧だとモチベーションも湧かず、結果的に三日坊主の努力に終わってしまいます。
皆さんもこんな経験あるんじゃないでしょうか?
あるときふと「よし!英語の勉強をしよう!」と思い立って本屋で英単語帳を買うものの、1週間くらいで挫折してしまった。
これはまさに、目標設定が曖昧な結果、継続できなかったという典型的な例です。
そして、もしあなたが効果的な目標設定の方法を学ばないと、この英語の例のように「よしやろう!」と「やっぱダメだ…」を繰り返し気付いたら何も成し遂げることなく死んでいく、そんな人生になってしまいます。
一生「あ〜もっとお金稼げたらな〜」「あ〜もっと自由にいきたいな〜」となんとなく思いながらも、それを達成できずに死んでいく。
そんなの嫌じゃないですか?
だから正しい目標設定をしてください。
ただそうはいってもほとんどの人はなんの知識もない状態で正しい目標設定をすることはほぼ不可能です。
だってもしそれができてるんなら、こんな動画を見たりせず勝手に目標を設定して、勝手に成長してるはずですよね。
先に言っておくと、知識もない状態で目標が設定できない、というのはあなたのせいではありません。
これは人間の原理原則、つまり本能です。
ここを理解しない限りあなたは一生正しい目標を設定できるようにはならないし、正しい目標を設定できないということは、理想を実現できないということでもあります。
そこで次の章ではあなたが正しい目標を設定できない1番の理由になっている「人間の本能」について解説していきます。
正しい目標を設定できない理由
正しい目標を設定できない理由は人間の本能にあります。
それでは皆さんに質問です。
人間の本能ってなんだと思いますか?
楽をしたい。
お腹いっぱいご飯を食べたい。
たくさん寝たい。
色々浮かんだと思います。
これら全てをひっくるめて、
人間の本能を一言で表すと「変わりたくない」です。
この「変わりたくない」という本能は身体的、精神的、どちらの側面にも働く強い力です。
例えばサウナに行った時のことを想像してください。
サウナの室温はだいたい90度くらい。
あなたがこのサウナに入った時、あなたの体温は90度まで上がりますか?
上がらないですよね。
90度のサウナに入ったとしてもたくさん汗をかくことで、いつもと変わらない体温を保とうとします。
こういった「身体の状態を一定に維持しようとする機能」を「恒常性」といいます。
そしてこの「恒常性」は精神的な部分でも同様の働きをします。
例えばあなたに今貯金が100万円あったとして、この100万円がある状態を5年くらい継続していたとします。
そんな状態でいろんな出費が重なり、貯金が70万円になったとしたらちょっとソワソワしませんか?
そして貯金100万に戻すべく、普段毎月3万円貯金しているところを5万円にしたり、もしくは別の収入源を確保しようと行動をするかもしれません。
これも「貯金100万円」と言う状態を維持するために恒常性が働いた結果です。
そして最初に言った通り、この「恒常性」「変わりたくないという力」は人間の本能です。
この本能に対して、「ちょっと頑張ってみようかな」程度の理性で立ち向かおうとするのはリザードンLv100に対して、コラッタで戦いを挑むようなもの。
勝てなくて当然なんですよ。
皆さんもこんな経験ないですか?
副業を始めてみようと思ったけど、時間がないとか、周りに反対されたとか色々言い訳をして行動しなかった。
毎朝5時に起きて勉強しようと思ったけど、どうせ意味ないとか、別に朝じゃなくていいじゃんと言い訳して行動しなかった。
これはまさに理性というコラッタが本能というリザードンにボコボコにされている状況です。
皆さんはクリエイティブアボイダンスという言葉を知っていますか?
クリエイティブアボイダンスとは作業や課題を回避するための心理的行動のことで、さっきあげた「時間がない」「周りに反対された」「意味ないだろう」こういった言い訳が全てクリエイティブアボイダンスです。
日本語では「創造的回避」と言い、この5文字からも分かる通り、人は何か新しいことを回避するためには、とんでもなく創造的になります。
そして何度も言っている通り、この「変わりたくない」「変わらないために創造的回避を行う」と言うのは人間の本能です。
ほとんどの人はこの本能を知らないから、レベルの低い目標を設定してしまい、アクションプランも明確にならない、だから何も変わらない。
こんな1年を毎年繰り返しているわけです。
じゃあこの「変わりたくない」という本能に対抗するためにはどうしたらいいか。
いろんな方法がありますが、ここでは1番効果の大きい方法を紹介します。
その方法というのが現状の延長線上にあるネガティブを書き出すと言うことです。
現状の延長線上にあるネガティブを書き出すことで「変わりたくない」を「変わらなきゃマズい」に変換できるようになります。
ここまで人間の本能として「変わりたくない」と言う力についてお話ししてきました。
しかし人間の本能にはもう1つ大きな力を持っているものがあります。
それが「痛みを避けたい」というもの。
・お金を失いたくなく
・後悔したくない
・不自由な生活をしたくない
この「痛みを避けたい」という本能は「変わりたくない」にも打ち勝つエネルギーになります。
少し僕の話をすると、
僕が今働いている会社は安定しているし、給料、福利厚生も悪くありません。
会社のメンバーもいい人ばかりで、世間一般ではホワイト企業と言われる会社です。
じゃあなんで、そんないい会社を辞めて独立するという決断ができたかというと、「変わりたくない」という本能よりも「痛みを避けたい」という本能が勝ったから、それだけです。
僕自身高い目標があって、それを叶えるため行動できた、っていうのももちろんあります。
ただそれ以上に、今のまま働いていても「自分の理想を叶えることはできない」「今のままじゃやばい」というネガティブを回避するためという側面の方が大きかったりします。
もちろん今の会社も悪くはないけど、自分が理想とするお金にも時間にも余裕がある生活は100%できない。
このまま行ったら絶対死ぬ時後悔する。
そう思ったから決断できた、それだけです。
要は「変わりたくない」という本能がLv100のリザードンだとしたら、それに打ち勝つため「痛みを避けたい」というLv100のカメックスをぶつける、そんなイメージです。
少しお時間をとります。
一度動画を止めて「現状の不満」「現状の延長線上にある不満」を5つ書き出してみてください。
3・2・1…書き出せましたか?
ここまで理解してようやく、動画の本題である目標設定のパートに入ることができます。
というのもここで話した「変わりたくない」という本能を理解しないまま、現状の不満を書き出さずに目標設定を行ったとしても、それは「変わりたくない」に収まった現状の内側の目標設定になってしまいます。
ちなみにこの「人間本能の理解しておらず変わりたくないに引っ張られる」というのは、ほとんどの人が目標設定でつまずく理由の1つです。
ここ以外にも目標設定はつまずくポイントが至る所にあります。
ただこの動画でそのポイントを1つ1つ指摘して、解決策を提示していくのでご安心ください。
それでは次の章からいよいよ効果的な目標設定の立て方について解説していきます。
効果的な目標設定の立て方
突然ですが、効果的な目標設定とはなんだと思いますか?
考えるだけでワクワクするような目標を設定すること?
数字を使ってわかりやすく目標を設定すること?
正解は「行動を劇的に変えてしまう目標を設定すること」です。
例えば今サラリーマンとして働いていて、10年後、部長になることを目指す。
これは効果的な目標設定でしょうか?
違いますよね。
なぜなら「部長になる」ということは現状の延長線上で達成し得る目標であり、行動を”劇的”には変えないからです。
それでは「行動を劇的に変える目標」とはどういう目標か?
それが「リアリティーがありながらも、現状の延長線では達成できない目標」です。
感覚でいうと7:3で7がちょっと怖い、3がなんかできそうって思えるレベルの目標。
もしこれが3:7で3が怖い、7ができそうという目標なら、それは現状の延長線上にある効果的ではない目標になっています。
逆に10:0で10が怖いで0ができそうってものは目標ではなく、ただの妄想です。
そうじゃなくて7:3という絶妙なバランス。
達成できなくはないけど何か行動を変えなければ達成できない目標、考えるだけでソワソワ、ヒリヒリするような目標、これこそが効果的な目標です。
ここも目標設定でつまずくポイントの1つですね。
ほとんどの人はこの7:3という絶妙なバランスの目標を設定することができません。
なぜならこの7:3の目標設定こそが一番怖い目標になるから。
3:7で達成可能性が高い目標は気持ち的に余裕があるので誰でも設定できます。
反対に10:0とか9:1の達成可能性が極端に低い目標は「どうせできないだろうな〜」とか「できなくてもいいや〜」というマインドになっているため、逆に設定しやすかったりします。
よく僕のコーチングにも「副業を始めてお金を稼ぎたいです」という相談が来ます。
その時に1年後いくら稼ぎたいですか?というと大体「月5万円」っていう頑張ればできそうなレベルの回答か「月100万」みたいな初心者にしては高すぎる回答だったりします。
じゃあこの7:3の目標をどうやって設定するか、これを見つけるめちゃくちゃいい方法を持ってるので紹介します。
想像してください。
まず今あなたはデスゲームに参加しているとします。
そのデスゲームの参加者は20人です。
そしてデスゲームのマスターからこう言われました。
「今から1年間副業に取り組め。そして今、1年後副業で月いくら稼ぐか宣言しろ。1年後その宣言の額が小さい10人と宣言に満たなかった人を処刑する。」
こう言われたらあなたはなんと宣言しますか?
小さく言い過ぎると小さい順の10人に入ってしまうし、大きく言い過ぎると目標未達になってしまう。
ここでスッと出てくる答えこそがあなたが本気で頑張れば達成できる、大きすぎず小さすぎない絶妙な塩梅の目標になります。
これは副業だけじゃなく、恋愛の克服や筋トレの重要更新などありとあらゆる目標設定の場面で使える考え方なのでぜひやってみてください。
ということでこの章では「効果的な目標設定とは何か?」ということについてお話ししてきました。
効果的な目標設定の方法は7:3で怖いけど本気でやればできそうな目標を立てることでした。
この方法を理解してもらった上で次の章では「2つの目標設定」について解説していきます。
2つの目標設定
皆さんは目標を設定するときどんな目標を設定しますか?
月100万円稼いで海外で暮らす!
お金にも時間にも不自由しない生活をする!
そんな感じですよね。
ただほとんどの人が知らないんですけど、効果的な目標設定のためには2つの目標を設定する必要があります。
その2つというのが「定性目標」と「定量目標」。
定性目標というのは数字で表せれない目標のことです。
例えば、かっこいいおじいちゃんになりたい、とか死ぬ時に後悔しない人を減らしたい、みたいな目標。
反対に定量目標というのは数字で測れる目標のことです。
例えば月100万円稼ぐとか2030年までに海外移住するみたいな目標。
この2つの目標はそれぞれ役割が違います。
定性目標は僕たちにパワーやワクワク、なんのためにその行動をしているか、という指標を与えてくれます。
しかし定性目標だけでは、目標達成のために何をしたらいいかという具体的な部分までは明確になりません。
そこで必要になってくるのが定量目標で、定量目標を立てることで具体的かつ結果を追える道筋を当ててくれます。
ただ定量目標だけだと、これはこれでその数字がプレッシャーになったり、なんのためにやってるかわからなくなりモチベーションが下がるという結果になってしまいます。
だからこのモチベーションの部分は定性目標が補うわけです。
つまり定性目標と定量目標は2つで1つ。
2つ立てるからこそモチベーションを保ちながら、それでいて具体的な行動まで落とし込める目標になる、ということです。
このように目標設定は2つで1つなのにもかかわらず多くの人は「定性か定量」、どちらか1つの目標しか設定しません。
だから途中でしんどくなって挫折してしまったり、具体的な行動に移せなかったりするわけです。
ここまでで定性目標と定量目標、2つの目標を設定する重要性は理解いただけたと思います。
それではここからより具体的に目標設定を行っていく手順を解説していきます。
まず定性と定量、どちらの目標を先に設定したらいいかということについて。
どっちだと思いますか?
正解は定性目標です。
なぜなら定性目標こそがあなたの生きる目的だからです。
そして定性目標さえ決まってしまえばあとは「その定性目標を達成している時はどんな状態か?」ということを考えれば定量目標も自然と決まります。
例えば僕の場合、僕の定性目標は「死ぬ時に思い出してもらえる男になる」というものです。
死ぬ時に「あ〜人生最高だった。こんな最高の人生を歩めた理由はむっちょに出会えたからやな」そう思ってもらえるくらいの人間になりたい。
これが僕の定性目標です。
じゃあ「死ぬ時に思い出してもらえるくらい影響力がある男」になるためにはどうしたらいいか?
これが定量目標になってきます。
死ぬ時に思い出してもらえる男の年収はいくらか?会社員として働いているか?それとも独立しているのか?身体は?見た目は?
このように「死ぬ時に思い出してもらえるくらい影響力がある男」という定性目標から逆算すれば定量目標はすぐに見つかります。
僕の場合だと
1年後の目標として年収3000万、これが今一番大きな定量目標です。
ただ皆さんこう思ってるんじゃないでしょうか。
「どうやって定性目標を立てたらいいん!!!」
安心してください。
ちゃんと説明していきます。
定性目標を立てるためにやらなければいけないこと、それは価値観の深掘りです。
僕の場合だと「死ぬ時に後悔したくない」
これが一番大切にしている価値観でした。
だから死ぬ時に後悔しないようたくさん行動してきたし、他の人にも後悔が残らないような生き方をしてほしい、と本気で思てるわけです。
それでは皆さんの大切にしている価値観はなんですか?
…といってもほとんどの人がそんなのわかんねーよってなってると思います。
なのでワークを用意しました。
これら5つの質問について、一度時間をとって考えてください。
1つ目:あなたの尊敬している人やキャラクターは誰ですか?どういう部分を尊敬していますか?
2つ目:身近にいる人で最も尊敬できない人は誰ですか?どういう部分が尊敬できないですか?
3つ目:今の社会にか欠けてると思うものはなんですか?
4つ目:自分の子供に絶対言いたくないことはなんですか?
5つ目:現在の人生でもっと時間を割きたいことはなんですか?
一度動画を止めて考えてみてください。
3・2・1…考えましたか?
ぜひ考えたことをコメント欄でアウトプットしてください。
ただ考えるだけじゃなく、文字として書き出すことでより理解度が深まります。
そしてこの質問に対する回答から通底するもの、それがあなたの価値観です。
この価値観について大切なのはいろんな角度から考えることです。
自分が尊敬する人、やりたいことだけでなく、尊敬しない人、子供に言いたくないことなど、逆の視点からも考えてみる。
これをやることで自由に生きたいのか、自分を表現したいのか、困っている人を助けたいのか、そういった今まで気づけなかった自分の価値観に気づけるようになるはずです。
このワークで価値観が明確になればあとはもう簡単。
「その価値観を満たされる状態」を定性目標と定め、「その定性目標を満たされる状態」を定量目標とするだけです。
定量目標は定性目標さえ決まれば、あとは自然に決まってくるものです。
ただこの定量目標の設定について、1点ポイントをお伝えします。
それが「期限と数値を”明確に”決める」ということ。
重要なのは「明確に」という部分です。
例えば「月100万円稼げるようになる」じゃなくて「2025年の12月31日までに月100万円稼げるようになる」という目標を設定する。
ここでは、1年後や3ヶ月後、という表現ではなく、「〇〇年○月○日」という明確な日程を提示するようにしてください。
とにかく数字を明確にする。
これが定量目標を設定する際のポイントです。
ということで以上が定性と定量、2つの目標設定の方法についてでした。
それではここまで話を簡単にまとめます。
効果的な目標設定とは7:3で怖いけど本気でやればできそうな目標です。
そして目標設定には「定性と定量」の2つがあり、それぞれが互いのデメリットを補い合う関係です。
目標設定を行う際は定性目標から設定し、そのためにまず自分の価値観を深掘りしていきます。
そしてその価値観が満たされる状態=定性目標であり、その定性目標が満たされる状態=定量目標です。
ポイントとして定量目標は期限と数値を明確に定めるようにしましょう。
この流れが効果的な目標を設定する方法です。
ということで次の章ではここで定めた定量目標を達成していくアクションプランの立て方について解説していきます。
いくら素晴らしいゴールを立てられても結局アクションに落とし込めなかったらなんの意味もありません。
ここからが動画の本番と言っても過言ではありません。
気合を入れてこの先へお進みください。
効果的なアクションプランの立て方
具体的なアクションプランを立てるために必要なこと、それはフランスの哲学者デカルトの言葉ですべて解決できます。
その言葉というのが
「困難は分割せよ」
そうこのアクションプランでは定量目標を分割し、1〜3ヶ月単位で何を行わなければいけないか考えていきます。
例えば2025年の12月31日までに月100万円を副業で稼ぐという目標の場合。
単純計算で半年後には月50万円、3ヶ月後には25万円くらい稼げるようになっていなければいけないと分割できます。
そしてこの3ヶ月後には25万円という目標も分解していきます。
例えば僕と同じ教育関連の事業で稼ごうと考えている場合、1つ5万円の教材を5人に販売できたらそれで月25万円になります。
そして5万円の教材を買ってくれる人がフォロワーの1%だとした場合、500人のフォロワーを集めれば月25万円を達成できる。
ここからさらに分解すると、YouTube動画1本ごとに10人のフォロワーが獲得できるとしたら、500人のフォロワーを獲得するためには50本動画投稿をする必要があるということです。
ここまでの話をまとめます。
2025年12月31日までに月100万円を副業で稼ぐためにやらなければいけないことはまず3ヶ月で月25万円稼ぐことです。
そして3ヶ月で月25万円稼ぐ方法としてやらなければいけないことは
・1つ5万円の教材を作る
・合計50本のYouTubeを投稿する
この2つのみです。
「あれ、フォロワー500人がなんたらとかは?」って思った人もいるかもしれません。
ただこのアクションプランを立てる上で重要になってくるのが「100%自分でコントロール可能なものにする」ということです。
例えば5万円の教材を出したとしても5人が買ってくれるかどうかはあなたにコントロールできません。
YouTubeの登録者、これもあなたにコントロールできることではありません。
逆に「2025年の4月1日までに1つ5万円の教材を作る」「2025年の4月1日までにYouTube動画を50本投稿する」これはあなたが100%コントロール可能なタスクですよね。
このように「あとはやるだけ」という状態に落とし込むことがアクションプランを立てるにあたって一番大切なことです。
それではワークです。
目標を達成するため、今日から取り組める100%コントロール可能なタスクはなんですか?
3・2・1…
考えられましたか?
それでは最後にここで立てたアクションプランの実行をより確実なものにしていくためのテクニックを2つ、紹介していきます。
アクションプランを確実にするテクニック1つ目「RAS機能を活用する」
RASというのは脳にある神経の1つで正式名称が脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)と言います。
このRASは五感から入る膨大な情報の中から重要な情報を抽出し、意識へ送るフィルターのような役割をしています。
皆さんもこんな経験あるんじゃないでしょうか?
・めちゃくちゃ騒がしい場所でも自分の名前が呼ばれた時は聞き取れた
・電車で寝てても起きる駅が来たら勝手に目が覚めた
これはRASが、自分の名前とか降りる駅を重要な情報だと認識しているからです。
「ゆうまさん、ちゃんと聞いてますか?」
おそらく今の言葉で視聴者の中にいるゆうまさんは一気に動画への集中力が戻されたはずです。
もし視聴者の中にゆうまさんがいたらぜひコメントで教えてください。
そしてこのRAS機能は目標達成を実現する際も活用できます。
例えば月100万円稼ぐということが目標である場合、毎日脳に「月100万円稼ぐための情報が重要だ」ということを染み込ませ続けたら、自然とあなたのもとに稼ぐための情報が集まってきます。
生きているだけで情報が集まってくる脳のRAS機能、これを使わないなんていうのはもったいないですよね。
じゃあどうやってRAS機能が働くまで脳に目標を染み込ませるか。
その方法はいろいろあります。
部屋の見える位置に貼るとか、アファメーションをするとか。
そんな中で一番シンプルな方法を紹介します。
それが「毎日目標を紙に書く」。これだけです。
「んなアホな」ってなるくらい単純で簡単な習慣ですが、脳に染み込ませるためには毎日手を動かして意識する、これが結局一番です。
朝の5分だけでもいいので、あなたの定性と目標を書き出す習慣をつけましょう。
アクションプランを確実にするテクニック2つ目は「周囲に宣言して強制力を働かせる」ということです。
ただこれをいうと
「あ〜はいはい、宣言することで一貫性の原理が働いて継続しやすくなるってやつね」
そう思ったかもしれません。
そしてこうも思ったでしょう。
「やってことあるけど続かんかったんよな〜」
安心してください。
僕がここでお伝えするのはそんな甘チョロtipsではありません。
具体的な方法をお伝えする前に、今まであなたが行った「周囲への宣言」が効果を発揮しなかった理由を解説します。
あなたが過去行った「周囲への宣言」が効果を発揮しなかったは理由は大きく2つです。
1つ目が「周囲からの監視レベルが低かった」
2つ目が「失敗した時の痛みが小さかった」
ということ。
まず「周囲からの監視レベルが低かった」ということについて、はっきり言って、世の中の99.999%の人はあなたがいい習慣を獲得しようが、悪い習慣に溺れようが知ったこっちゃありません。
想像してみてください。
会社の同僚が「俺、今日から週3で筋トレするわ!」と宣言してきたからといって、毎週その同僚に「今週はちゃんといけてるか?いけてない?次いつ行くねん!」と強制力を働かせますか?
正直こう言っちゃなんですけど、同僚がジム行ってるかどうかとかどうでもいいですよね。
だからただ宣言するだけじゃ、周囲からの監視レベルが低く、強制力が働きづらいわけです。
この解決方法は後ほど提示します。
続いて「周囲への宣言」が効果を発揮しなかったは理由の2つ目「失敗した時の痛みが小さかった」ということについて。
同じジムの例を出しますが、たとえあなたが週3のジムをサボったとしても世界は対して変わりません。
給料が激減するわけでもなければ、生活習慣病になって動けなくなるわけでもない。
そして痛みが少ないから行動する理由もなく、結果継続できないわけです。
以上「周囲からの監視レベルが低かった」「失敗した時の痛みが小さかった」の2つが、あなたの宣言に強制力が働かなかった理由です。
じゃあどうしたら自分の宣言に対して強制力を働かせることができるか。
方法は簡単です。
自分が行動できなかったときに周囲が得をして、自分が損するような宣言を行ってください。
例えば週に3回ジムに行く、というアクションプランを確実に実行したい場合、あなたがするべきは「俺、今日から週3で筋トレするわ!」とかいう甘っちょろい宣言ではありません。
あなたが周囲に宣言すべき言葉は「俺は週に3回ジムに行く。もし行かんかったらみんなに月曜日の昼食を奢る。」というものです。
この宣言だと周囲は昼食を奢ってもらえるということで、あなたを監視することによる得が生まれます。
反対にあなたはアクションプランを実行できなかったときにお金を払わなければいけないという損が生まれます。
これが正しい周囲への宣言方法です。
強制力の働かない宣言はクソです。
どれだけ痛みの大きい損を支払う覚悟があるか、この覚悟こそがアクションプランをより強固なものにしてくれます。
以上がアクションプランの実行をより確実なものにする2つのテクニックでした。
アクションプランを立てる上でも大切なことは定量目標から逆算して今日からできる数値、期限付きのタスクに分解することです。
定量ゴールが定まった時点でやるべきこと、やらないといけないことは決まっています。
そのタスクに対して「できる/できない」の私情は不要です。
まずやってみる。行動する。アクションを取る。
これこそがアク目標達成に近づく1番の方法です。
それでは次がいよいよ最後の章になります。
最後の章では世の中の9割の人が目標達成できない理由について解説していきます。
世の中の9割の人が目標達成できない理由
ここまでの話を聞いておそらくこんなことを思ってるんじゃないでしょうか?
目標設定むずすぎん!?
本当にその通りです。
ここまでの話を踏まえて、正しい目標設定を立てる際につまずくポイントをまとめます。
1つ目:目標設定の重要性を理解していない。
ほとんどの人は今を生きることにいっぱいいっぱいで、目標を立てようということすらしません。
またYouTubeやSNS、Netflixなど手軽な娯楽が死ぬほど溢れているので、わざわざ目標達成のために努力しよう、なんて考えないという側面もあります。
2つ目:人間の本能を理解していない
人間の「変わりたくない」という本能を理解し、その本能を越えるための対策が取れないと現状の延長線上を目標だと勘違いしてしまいます。
3つ目:効果的な目標設定を知らない
効果的な目標設定とは行動が劇的に変わってしまうような目標であり、その目標の目安は怖さ7のいけそうかも3です。
ほとんどの人はこの塩梅をミスって、簡単すぎる目標や、逆に難しすぎる妄想のような目標を設定してしまいます。
4つ目:定性目標の深掘りができない
目標設定の根幹は定性目標です。
定性目標が定まることで定量目標が決まり、そこからアクションプランへ落とし込んでいくことができます。
そしてこの定性目標を見つけるためには自分の価値観をかなり深ぼらなければいけません。
しかしこの価値観を深ぼるというのは根気がいるかつ楽しくない作業なので、めんどくさくなって途中でやめてしまうという人がほとんどです。
5つ目:定量目標を低く見積もる
定性目標までは順調に立てられたとしても、いざ実際の数値に落とし込もうとした際、現状の視点から逆算して今できそうなことを定量目標として定めてしまいがちです。
そして定量目標を低く見積もった結果、アクションプランのインパクトも小さくなり、結果につながりにくくなります。
6つ目:不明瞭なアクションプランを立てる
アクションプランの基本は定量目標から逆算した、数字と期日が明確で、自分で100%コントロールできるタスクです。
しかしアクションプランは定量目標と比べてリアリティが増すため、ビビって簡単なアクションプランを立ててしまうことがあります。
7つ目:最終的に目標を下げる
上記6つの理由で目標達成のための行動が取れないとなった場合、やらなければいけないことは「じゃあどうやったら目標を達成できるか?」と考えることです。
しかし多くの人はなぜか目標そのものを疑い「これは本当に必要なのか?」「ここまでしなくてもいいんじゃないか?」と考え目標そのものを下げてしまいます。
この自分の行動に対して、目標の方を下げてしまうことを認知的不協和の解消と言います。
以上が目標設定の際に多くの人がつまずくポイントです。
はっきり言ってめちゃくちゃ難しいですよね。
目標設定からアクションプランの実行を1人で行おうとするのは例えるなら、予防接種の注射をセルフで打とうとするようなものです。
注射って他人にされたらちょっとチクっとするのに耐えるだけだからなんとかなるけど、自分で刺す血管を探して、刺して、抗体を注入して、抜く、そんなこと考えたら結構ゾッとするじゃないですか?
何が言いたいかって目標設定は基本的に1人じゃ無理ということです。
なぜなら現状の外側に飛び出して大きく変わろうとするのは人間の原理原則に反しているから。
自分の腕に自分で注射を刺す。怖くて多分できないじゃないですか?
これとおんなじで、自分で自分を律して現状の外側に出つづけるってめちゃくちゃ怖いんですよ。
だから僕はずっと「大きく変わりたいんであれば他人の力を借りろ」っていってるし、僕自身もコーチングを提供しているわけです。
僕がコーチングを提供する目的は
「死ぬときに後悔する人を1人でも減らす」これだけです。
目標を達成できないまま死んでいく、
そもそも目標を見つけることができないまま死んでいく、
なんかそれってもったいないじゃないですか。
別に目標を見つけて一生懸命生きるのも、目標なんて探さず、ただ楽しいことだけして生きるのも、それは個人の自由です。
僕が助けたいのは「目標を見つけたいけど具体的な方法がわからない」って人。
そんな人の目標設定からアクションまでサポートするコーチングを僕は提供しています。
先に言っておくと「ゴール設定コーチング」は無料のコーチングですが、このコーチングの最後に有料のコーチングについての案内もしています。
そしてこの有料コーチングははっきり言って高いです。
そんな中でこの有料コーチングに一切全くの興味がない人、もしくは営業を受けたくない人はこの無料コーチングも受けないでください。
別にこれは「僕のコーチングを買わない人にはコーチングしません!」って言ってるわけじゃなく、
「自分を変える環境に対して一銭もお金を払う覚悟がないって人は無料のコーチングを受けても意味がないから受けないで」っていうことです。
現在このコーチングは僕1人でやっているので対応できる時間も限られています。
そんな中で覚悟がない人にかまっている時間は正直ありません。
勘違いされたくないので改めて言っておくと、別に無料のコーチングを受けたからと言って絶対有料のコーチングを受けろってわけじゃなくて、お金を払ってでも現状を変えたいと思える覚悟を持っているかどうかって話です。
受講を強制することもないし、もっと言えばその場で受講するかどうかの決断を迫ることはありません。
そこはご安心いただければなと思います。
ここまでの話を聞いて「無料のゴール設定コーチング」を受けてみたいという方は概要欄にあるLINEを登録して、「ゴール設定コーチング事前アンケート」にご回答ください。
2024年の11月1日から初めて、60名以上のゴール設定をコーチングしてきました。
2025年を後悔のない1年にしたい。
そんな覚悟がバキバキに決まった人とゴール設定コーチングでお話しできるのを楽しみにしています。
まとめ
最後にまとめです。
今回は正しい目標設定の方法を完全解説しました。
自分の進むべき方向性を明確にするために正しい目標を設定することは必要不可欠です。
しかし正しい目標設定をするにあたっても「変わりたくない」という本能を乗り越える必要があったり、定性と定量、2つのゴールを設定する必要があったりと、1人だとつまずくポイントが無数にあります。
そしてこのつまずきポイントをうまく回避する方法として有効なのが「コーチングを受けること」ということです。
なんとなく変わりたいなーと思って自己啓発本とかYouTubeを見て勉強するけど具体的な行動には移さない。
そんな毎日は今日で終わりです。
日常を一変させる鍵は「正しい目標設定」にあります。
まずはこの動画でお伝えしたワークに取り組み、あなたの定性目標と定量目標を明確に定めましょう。
ということで今回の動画は以上です。
最後まで見てくれて本当にありがとうございます。
これからも「自分史上最強になる」をテーマに、
仕事・恋愛・人生に役立つ動画をあげていきますので応援よろしくお願い致します。
現在、公式LINEを登録してくれた人限定で「想像以上のゴールを達成する -ゴール設定ワークシート」を無料でプレゼントしています。
・本当にやるべき行動から逃げてしまう
・漠然としたモヤモヤを抱えている
そんな人はぜひ概要欄からLINEを登録してワークシートに取り組んでみてください。
それでは次の動画でお会いしましょう。
バイバイ!
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